生理の時も仕事に集中する方法

看護師は非常にハードな仕事ですが、生理の時も仕事に集中できる状態をキープしたいものでしょう。
そのためにまず基本となるのが、痛くなる前に痛み止めを飲むことです。
痛みはプロスタグランジンという物質によって引き起こされますが、痛み止めはプロスタグランジンが増えないよう働きかけてくれます。プロスタグランジンが増える前に痛み止めを飲むことによって、薬の効果をより発揮しやすくなります。

血行不良になるとプロスタグランジンの量が増え生理痛の症状が強くなる傾向があるので、体を温めるのも生理対策には有効です。カイロをお臍の下あたりと仙骨の上あたりに貼ることで、子宮の冷えを防ぐことができます。
また、腹巻きをしたり、体を温めてくれるしょうが湯を飲んだりするのも効果的です。

経血量が多い場合は、ナプキンとタンポンをダブル使いするという方法もあります。
タンポンは漏れにくいという特長があるので、ハードな業務をこなす看護師にはうってつけですが、やはりタンポンだけではカバーしきれないこともあるでしょう。そんな時、ナプキンとダブル使いをしていれば漏れてしまう心配もありません。
バタバタしていてタンポンを取り換える余裕がなさそうな時でも、ナプキンをしていればタンポンを取り外すだけで対応できます。

なお、生理痛や出血量の多さには、何らかの病気が潜んでいるケースもあります。気になる場合はきちんと診てもらい、病気の有無を調べることも大事です。
特に異常がみられなかった場合でも、低用量ピルなどを処方してもらうことで、生理痛が楽になります。